原料は出来るかぎり国内産のものを使用しています。やむを得ず外国産の原料を使用する場合は、遺伝子組換作物を使用しないように努力しています。
原料素材としては、ハト麦・玄米・小麦胚芽・海藻類・野菜類・黒砂糖・甜菜含蜜糖・自然塩など、ビタミンやミネラル、食物繊維などの成分を含むものを使用しております。
もちろん、合成保存料・酸化防止剤・タール系色素・人工甘味料などは一切使用いたしておりません。
はとむぎ
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小麦胚芽
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ひじき
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ごま
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ウコン
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●はとむぎってなあに?
はとむぎは元々、熱帯アジア、特にインドシナを中心とした地帯が原産の、イネ科の一年生植物です。
成熟した果実は黒褐色で、ジュズダマのような形をしており、熟すに従って垂れ下がっていくのが一つの特徴です。
中国では"ヨクイ"といい、果肉の部分は特に"ヨクイニン"と呼ばれます。
●どんな特徴があるの?
タンパク質や脂肪、そしてB1、B6などのビタミン類が豊富に含まれています。また、鉄分やカルシウムなどのミネラルも含まれています。
●どうやって食べるの?
お米に混ぜてはとむぎご飯にしたり、炒ったものを煮出してお茶(はとむぎ茶)にして飲用するのが一般的です。また、皮を取った種子を炒って食べることもあります。
●小麦胚芽ってなあに?
小麦の穀粒のうち基部に位置する部分で、この部分が成長して次の世代の小麦となります。
その重量は全穀粒の約2.5%という、非常に小さい部分です。
●どんな特徴があるの?
まず、ビタミンB1・B2が豊富であると言えます。
また、アミノ酸などの生成に必要とされる葉酸、マグネシウム、核酸・蛋白質の合成に関与するとされる亜鉛などの重要なビタミン・ミネラルの優れた給源です。
また食物繊維も豊富に含まれています。
なお、小麦胚芽から抽出された胚芽油には、ビタミンEが豊富に含まれています。
●どうやって食べるの?
前述のように、小麦胚芽自身はビタミンやミネラル、食物繊維など栄養価値の高い成分が豊富に含まれています。
その反面、消化が悪く、また酸化しやすいことから食用に不向きとされています。
こうした欠点を解決したものが、いわゆる『小麦胚芽』『小麦胚芽油』として市販されております。
●小麦のちょっとした話
小麦は世界で最も生産量の多い穀物であるわけですが、その農耕(オオムギも含む)の始まりは、なんと今から約1万年前とされています。
中東の『肥沃な三日月地帯』に端を発し、その後、西方は地中海沿岸・ヨーロッパ全域、北方はロシア南部一帯、南方はエチオピア高原周辺、そして東方へはメソポタミア平野・インダス地方へ伝播しました。
更に中央アジアを経て東方に広がり、その結果、紀元前2,000年頃中国で栽培が行われるようになったとされています。
ちなみに日本では弥生時代の前期より小麦が栽培されていたそうで、その後、中国より麺や菓子が伝来したそうです。
●ひじきってなあに?
鹿尾菜と書いて『ひじき』と読みます。
褐藻類の一種で日本全国の外洋に面する静かな岩礁地帯に分布しています。
刈り取ったひじきのうち、葉の部分を集めたものを芽ひじき、茎の部分を長ひじきとしています。
●どんな特徴があるの?
食物繊維の多い食品です。
(乾燥状態で100g中43.3g~第五訂成分表より)
また、骨や歯の主成分となるカルシウム、その他にカリウム、亜鉛、鉄などに富み、優れたアルカリ性食品でもあると言えます。
●どうやって食べるの?
ひじきは刈り取り後、天日での素干し・蒸煮・乾燥の工程を経ます。通常、これを水などでもどして煮物としたり、和え物に使用します。
また最近では、その淡白な風味を生かしてサラダに用いることもあります。
(シーフードサラダだけでなく、様々なサラダにも合いますヨ)
当社では、厳選した国内産ひじきを以下の商品群に使用しております。
●ごまってなあに?
ゴマ科の一年生草木で、アフリカのサバンナ地帯が発祥の地とされております。2~3センチの果実の中にできる種子を採取し、食用とします。
種子の色には白・黒・金・茶などがありますが、中でも、含有油脂分が高いためにごま油などにも使われる白ごま、独特の香気が特徴の黒ゴマ、そして懐石料理に用いられることがある金ゴマが主に使われます。
多くの遺跡に使用された後が散見されるように、古来よりその香気が好まれ、世界中で食用にされてきました。日本へは中国から伝来したと思われております。
●どんな特徴があるの?
必須アミノ酸を含む良質のたんぱく質やビタミン類だけでなく、不飽和脂肪酸を多く含んでおります。
●どうやって食べるの?
このように、栄養的に申し分のないごまですが、切りごまやすりごま、ごま油など、その香気を生かしてさまざまなお料理に使えることも、素晴らしい特徴の1つと言えるのではないでしょうか?
実のままでしたら他の素材にまぶして揚げ物にしたり、様々な料理に一振りするだけでも風味が違ってきます。切りごまやすりごまで和え物にするも良し、一工夫かけてごま豆腐をいただくこともできますね。
なお、ごまに含まれる鉄やカルシウムは、そのままで食するよりもたんぱく質と共に摂る方が効率良く摂取できるそうです。(余談ではありますが、筆者は某社の『ごまドレッシング』が大好物で、なんにでもかけて食べてしまいます。おそうめんにも案外合います)
●ウコンってなあに?
熱帯アジア、南インドなどが原産地とされる、ショウガ科の多年草です。
一般に「ウコン(秋ウコン)」と呼ばれるものの他に、「春ウコン(キョウオウ)」、「紫ウコン(ガジュツ」、「白ウコン(ハナショウガ」(全てショウガ科)などがあります。いずれも摂取するのは根茎です。
別名ターメリックとも呼ばれ、身近なところではカレー粉の黄色の素として使用されます。
●どんな特徴があるの?
【秋ウコン】クルクミンを多く含んでおります。
【春ウコン】クルクミン含有量は秋ウコンに比べて少ないですが、体内でバランス良く働くのが特徴です。
【紫ウコン】クルクミンを含まないのが特徴です。根茎の切り口が紫色をしていることから紫ウコンと呼ばれ、精油成分(シネオール、カンファー、アズレンなど)を多く含みます。
【白ウコン】クルクミンは含んでいませんが、代わりに「ゼルンボン」という精油成分を含んでいます。別名「花ショウガ」と言います。ウコンと名は付いていますが、実際にはショウガに近い植物です。
●どうやって食べるの?
生食することもできます。但し、非常にクセのある素材ですので、難しいかもしれません。
まずは市販の錠剤などで試してみては如何でしょう?
また、スライスしたウコンを焼酎などの蒸留酒に漬け込んで作った『ウコン酒』、スライスしたウコンを煮出して作った『ウコン茶』も馴染みやすいでしょう。
勿論、すりおろしたウコンを水やお湯で溶いて飲むこともできます。
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